クラウドファンディング

A-port: ビーグルの過去を想像して

一時預かりをしている保護犬たちは、一緒に暮らしているとフッと以前の生活を感じさせるような動きをすることがあります。
スイカをあげたら、ひとくち食べて「何これーーー!!うまーーーーい!!!」と言う表情を見せてくれた犬。
(ひとくち食べたら美味しかったみたいで、ものすごい勢いで完食。それ以降は、台所でスイカを切ると飛んで来るようになりました)
川に遊びに行ったら、誘ってもいないのにジャバジャバと水遊びを始める犬。
(犬種で差がありますが、初めて川を見た犬と川を知っている犬では表情もリアクションも違います)
目の前におやつを差し出しても全く見もしないし匂いも嗅がない犬。
(おやつは、鹿の心臓ジャーキーで、一度食べたらもう病みつきになっていました。)
ソファーにのせたら、足元がフワフワなのが嫌なのか、すぐに降りて二度と乗りたがらない犬。
(こういう犬は、犬用ベッドにも興味を示さず床に寝ます)
ソファーに誘ってもいないのに、当たり前のようにベストポジションを陣取る犬。
ベッドにも自然体で乗ってきて、一緒に寝たがる犬。
(あまりに自然な動きなので、こちらも前から一緒に寝ていたような気になったものです)

第3章の過去の話は、預かり中の様子から過去を想像して書いた物語です。
この物語を最初に書いた時は、モデル犬のスノー(ビーグル)は私の横で丸くなっていたので、スノーの寝顔を見ながら書き進めました。
お散歩中に妙に引っ張るところ、室内でのトイレトレーニングにあまり興味を示さないところ、キャンプに一緒に連れて行ったら意外と外で過ごすことに慣れている様子だったこと。
屋外で飼われていたのかと思ったら、ソファーやベッドの良さをしっかり理解していたので、室内飼い経験もあるのか。とか。
ビーグルなのに食には意外と好みがあるのかと思ったら、あまりグルメな生活はしていなかったようで、初めて食べるのかな?と思う食材が多かったこと。
そんなことをヒントに物語を書きました。

A-portで本出版プロジェクトを展開しています。
保護犬はかわいそう。じゃない!プロジェクトと言います。
実在する保護犬や関わる人々をモデルにした物語を本にまとめ、本を刊行し今後も継続的に保護犬支援の支援金をつくるための第一歩と考えています。
保護活動団体や個人の方に保護された犬に対する継続的なフード等の物資支援。保護犬をつくらないために、飼われている犬がセンターを経験しないで、次の生活を始められるサポート活動に使える資金を作りたいというのが、本出版の次の目標です。
物語を書きたい、本にしたい。本にしたら、保護犬のための支援活動をしたい。
この私の活動にご支援をお願いいたします。
(ご支援は下記サイトにてお願いいたします)

https://a-port.asahi.com/projects/hogo_inu/

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