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A-port:リターン品のご紹介

2017/12/26

クラウドファンディングで本の刊行のため、ご支援いただいた皆様にリターン品をお届けする事ができました。
それと同時に、いろいろな進展がありましたので、リターン品の公開と併せてご報告です。

1)完成本

カラー印刷(印刷部数75冊)
ご支援者様と、写真をご提供くださった里親様にお送りしました。

販売用はモノクロ(印刷部数300冊):
このサイトhttp://dog.nanakuniyama.com/ で2018年1月から販売予定
本体価格1,200円+税(その他送料164円〜がかかります)

 

2)ポストカード(2種類 ①60枚 ②30枚)

①プロジェクトのシンボル画像(Thank youコメント付き)。
②白馬在住で元保護犬の秋田犬はなこちゃんの画像をご提供いただきました。
はなこちゃん、ありがとうございました。
普通に使えるように、クレジット等は記載しておりません。

 

3)おやつセット(3セット)

このフィッシュ系のおやつは、どの犬も大好きです。
人間には感知できない美味しい匂いを、我が家のビーグルがすぐに嗅ぎつけ、盗み食いされては大変!とお送りするまでは保管している部屋の扉を閉めて、室内の一番高いところに置いていました。

 

4)クレジット表記

クレジット表記に関しましては、webでの掲載許可を皆様に確認しておりませんので、写真は控えます。
完成本の最後のページに「発行ご支援者の皆様」としてお名前を記載させていただきました。

以上が、リターン品に関するご報告でした。

その他、本の販売に関してもご報告があります。
ご支援者様や私の知り合いや友達から「私も1冊欲しい」と言っていただき、4冊販売いたしました。
「自分のお店(犬カフェ)で販売しますよ」とおっしゃっていただき、5冊買い取っていただきました。
さらに、図書館等への寄贈用に購入を考えています。というお話もいただいております。
皆様のご支援により「本」という形になり、こうして次の活動が動き始めておりますこと、お礼と共にご報告申し上げます。
本当にありがとうございました。

今後の活動としては、今回発行した本を販売し、次の1冊を印刷するための費用と梱包材等の経費を引いた売り上げを保護犬への寄付や「保護犬を作らない活動」に使います。
本を売り続けることで、犬のために使う資金を継続的に生み出していきたいと考えています。

本になる前は、完成本が売れなかったら、自分で買い取って学校等に寄贈する活動をしようと覚悟しておりました。
本が完成して、実物を見て買おうと言ってくださる方がいらしたことが、本当に嬉しく同時に少し強気になり、販売用の本は販売し、寄贈用の本は自分が刊行費用を出して寄贈する、と活動を2つに分けていくことにいたしました。
その第一歩として、子どもが通っている小学校と中学校に寄贈の申し出をしたところ、快く受け取っていただきました。
そこで、市内の小学校と中学校にも寄贈していこうと考え、市役所の教務課に学校に本を寄贈したい場合一校ずつ私が連絡をしていいものなのか、問い合わせたところ教務課が窓口となり、一括で受け取りますよとおっしゃっていただきました。
市内62の小中学校に「保護犬はかわいそう。じゃない」が配布されます。

この活動を通してお話をした方が「私はペットショップで犬を買ってしまったんです」と、懺悔するようにおっしゃっていました。
保護犬だけが犬ではないと思います。ペットショップにいる犬たちもこの世に存在している命です。
飼い始めたら責任を持とう。それが一番大切なことなのだと思います。
(強いて言えば、犬が商品として扱われることに抵抗を感じますので、ペットショップのあり方は進化したらいいなと個人的には思います。)

この本を通して、保護犬を知っていただきたい、そして飼うときに保護犬も選択肢の1つに加えていただきたい。
そして、今飼っている犬を手放そうと悩んでいる方がいたら、もう一度自分の犬と向き合う気持ちを取り戻す、飼い主の責任を考え直すきっかけとなることを願っています。

今存在している犬を保護する活動をしている方、パピーミル(ブリーダーさんとは別の存在です)等を規制する活動をしている方など、素晴らしい活動に取り組んでいらっしゃる方々の活動をサポートすると共に、私自身も自分ができる範囲で活動を続けていきたいと考えています。
今後の活動はこのサイトを通じて行っていきます。

これで、「保護犬はかわいそう。じゃない」プロジェクトを終了させていただきます。

ありがとうございました。
佐藤百重
クラウドファンディングページ:https://a-port.asahi.com/projects/hogo_inu/
(2017年11月8日に終了いたしました)

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