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保護犬は凶暴?

我が家のピーターは保護犬でした。 ロットワイラーとシェパートのミックス。ロットのママと一緒に飼育放棄されていたところをレスキューされました。 ピーターの里親になって以来保護主さんを時々お手伝いするようになり、秋田犬、柴ミックス、シェルティミックス、ラブラドールミックス、黒ラブ、ポインターと色々な犬種を預かりました。 私の経験の範囲でいうと、どの犬も「凶暴」とは程遠かったです。そして、皆そこそこ健康でした。 でも、保護犬(特に秋田犬)を預かっているというと、「危なくないの?」「噛むでしょ?」などと言われたことが度々ありました。
保護犬は凶暴?

世の中的に保護犬ってあまりイメージがよくないんだな。と悲しくなっていたところ、 「Top 5 myths about shelter dogs」 「保健所(シェルター)に収容されている犬に関する5つの誤解」 (https://www.cesarsway.com/get-involved/shelters/top-5-myths-about-shelter-dogs) という記事を目にしました。 はい、もちろんCesar Millanのサイトに掲載されていた記事です。

  • 1. They’re in the shelter because something is wrong with them 保健所にいる犬は問題がある
  • 2. You’ll never know their history 過去に何があったか知ることができない
  • 3. They may have a disease 何か病気を持っているかもしれない
  • 4. They aren’t purebred 保健所にいる犬は純血種ではない
  • 5. They’re too old 保健所にいる犬は年寄り

どこの国でも同じように誤解されているのですね。
問題がある犬もいる
保護犬=凶暴というわけではないように、保護犬=問題がないということではありません。 残念なことに、問題がある犬もいると聞きます。 ただ、譲渡対象となる犬は保健所の方のフィルターを通過した「家庭犬となり得る犬」だということでした。 ちょっと中途半端な記事になってしまいましたが、今預かっている秋田犬のギャルKちゃん(推定11ヶ月のメス)とか、ポインターR君(推定3歳のオス)を見ていると、「何でこの子たちが捨てられちゃったのかなぁ」と不思議でしょうがありません。 秋田犬のKちゃんが特にいい子で、こんな子もいるんだー。と驚かされています。 でもKちゃんのことを見たことがない方は、「秋田犬は難しいからね。保護犬だし噛むでしょ?」と開口一番に言っていました。Kちゃんは噛みません。遊んでいるオモチャを取り上げても、ご飯中に器に手を入れても、噛まれそうになったことも、噛まれたこともありません。そんなKちゃんは明日お見合いです。

噛む子もいれば、噛まない子もいる。人種で差別しないように、犬種で差別されないといいなー。

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